メモリリーク

(Web関連用語)

メモリリークは、プログラムが不要になったメモリを解放しない状態を指す。これにより、メモリ使用量が増え続け、パフォーマンスが低下することがある。
JavaScriptでは、オブジェクトや変数が使用されなくなった場合、自動的にメモリが解放される仕組みがある。これにより、プログラムの実行中にメモリが無駄になることを防いでいる。しかし、この自動的なメモリ解放がうまく機能しない場合、メモリリークという問題が発生することがある。
メモリリークの原因には、次のようなものがある。

  • グローバル変数への参照が残っている
  • イベントリスナーが解除されていない
  • クロージャが不要な参照を保持している

メモリリークを防ぐためには、次のような対処法がある。

  • 不要になった参照をnullに設定する
  • イベントリスナーを解除する
  • クロージャを適切に使用する

JavaScriptでメモリ解放を行う基本的な方法は、オブジェクトの参照をnullに設定することである。これにより、ガベージコレクションの対象となり、メモリが解放される。

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