Flutterコマンド
フラッター本体
「Flutter」のダウンロード
下記公式サイトから「Flutter」をダウンロードする。
https://docs.flutter.dev/get-started/install
※プラットフォームは「Windows」、アプリのタイプは「Android」を選択する。
次の画面に遷移後、画面を少し下の方にスクロールし「Install the Flutter SDK」の個所を探す。
その後、「Download and install」のタブの方を選択し、zipファイルのダウンロードボタンをクリックする。
実行「PATH」の設定
ダウンロードしたzipファイルを展開し、任意の場所(「C:\Program Files」配下など)に置く。
「コマンドプロンプト」や「Power Shell」上でコマンドが認識できるように、環境変数の「PATH」に設定を追加していく。
- まず「Windows」のロゴマーク上で右クリックを実施し、「システム」のメニューを選択。
- 開かれた画面上の「システムの詳細設定」をクリックしたら、「システムのプロパティ」画面が表示されるので、「環境変数」のボタンをクリックする。
- 環境変数の画面で「システム環境変数」側の「Path」を選択して「編集」をクリックする。
- 新規にzip解凍後に配置した「flutter\bin」のパスを追加して「OK」をクリックする。
- Pathを設定(通す)と、「flutterコマンド」が「コマンドプロンプト」または「Power Shell」でコマンドが利用できるようになる。
flutter --version
でバージョンを表示することができる。
「flutter doctor」コマンドでセットアップ完了に必要な依存性の確認
以下のコマンドを実行して、セットアップの完了に必要な依存性を確認する事が可能。
- [✓] : 設定完了済み
- [!] : インストールが必須ではないが、設定が未完了の状態
- [✗] : 設定が未完了
実行結果にて[✗] の対象が出力された際は、セットアップが不完全の状態であるためエラー内容に倣い各手順を進める。
全て [✓] : 設定完了済み になっていればインストール完了。
Flutter以外の必要ツールのインストール
Android Studioをインストール
- Android Studioの公式サイトにアクセスして、Android Studioをダウンロードする。
※利用規約のダイアログが表示されるので、同意のチェックを入れる。
https://developer.android.com/studio/ - インストーラーを起動するとAndroidstudioのセットアップが始まるので、「Next」をクリックする。
- 「コンポーネントの選択(Choose Components)」画面では、デフォルトで2つのコンポーネント(Android Studio、Android Visual Device)が選択されているので、デフォルト設定のまま「Next」をクリック。
- 任意のディレクトリを指定して「Next」をクリックする。※そのままでも問題なし
- スタートメニューフォルダにショートカットを作成有無についての確認がある。そのまま「Install」をクリックする。※インストールまで少し時間がかかる
- インストールが完了したら「Next」をクリック。
- インストールが完了の画面が表示される。チェックボックスにチェックを入れたまま「Finish」をクリック。
Visual Studioをインストール
Android toolchainのインストール/Android license statusの更新
VSCodeへの導入
プラグインのインストール
- 「VSCode」に「Flutter」のプラグインをインストールするため、まずVScodeを起動する。
- 拡張機能の検索欄を表示する。
- 検索欄に「Flutter」と入力し検索、表示されたflutter関連のプラグインの中で一番上の「Flutter」と表示されている箇所の青い「install」ボタンをクリックすることでインストールが開始される。
- 「インストール」ボタンが消え、画面右側の「Flutter」メニューに項目が追加されていればインストール完了。
新規プロジェクトの作成
※コマンドプロンプトにて「flutter doctor」を実行後エラーが出ていないことを前提とする
※主な不備によるエラー原因は、以下の通り。
- 「VScode」のインストール及び Flutter環境構築の完了
- 「Androidstudio」のインストール
- 「Flutter」のインストール
- 「Android toolchain」のインストール及び、「Android license status」の更新
- 「VisualStudio」のインストール及び Flutter環境構築の完了
- テスト用のプロジェクトを作成するために、プロンプト上で下記のコマンドを実行する。
(VScodeのターミナル上でも実行可能)flutter create test
- コマンドが実行されると、新規のFlutterプロジェクトが作成される。
- 作成したプロジェクトを VSCode上で開く。
- プロジェクトフォルダ「lib」内の「main.dart」ファイルを開く。
- 作成したプロジェクトを実行するには、ソース上の「Run」をクリックする。
- しばらくしてChrome上でアプリが実行されるので、表示されているか確認する。
- VSCodeの右下にdeviceを表示している箇所があるのでそこをクリックすると、デバイスを入力できる窓が画面上部に表示される。
- 例としてデフォルトで存在しているEmuratorを選択した後、改めて「main.dart」ファイル内の「Run」をクリックすると、Androidの画面が表示され、その中で動作している状態を確認する事ができる。(Chromeのアプリ内で表示ができる)
- 他にも「Create Android Emurator」をクリックすることで、様々な機種のEmuratorを作成する事もできる。
Chromeをインストール
Flutterで作ったアプリはAndroidでもiOSでもウェブブラウザでも動かすことができるが、最初のうちはブラウザ(Chrome)があれば充分。
後からAndroid StudioやXcodeでも動くかどうか確認する。