Math静的プロパティとMathメソッド

(標準組み込みオブジェクト > Math)
https://www.w3schools.com/js/js_math.asp

Math.property
Math.method(number)

JavaScript Math オブジェクトを使用すると、数値に対して数学的タスクを実行できる。
他のオブジェクトとは異なり、Math オブジェクトにはコンストラクターが存在しない。

静的プロパティ

Mathオブジェクトには、次の静的プロパティが用意されている。

静的プロパティ 意味
Math.E 自然対数の底 2.718281828459045
Math.LN2 2の自然対数 0.6931471805599453
Math.LN10 10の自然対数 2.302585092994046
Math.LOG2E 2を底とするeの対数 1.4426950408889634
Math.LOG10E 10を底とするeの対数 0.4342944819032518
Math.PI 円周率 3.141592653589793
Math.SQRT1_2 1/2の平方根 0.7071067811865476
Math.SQRT2 2の平方根 1.4142135623730951

これらのプロパティは、決められた値を表現するための定数であるため、任意で設定を変更することはできない。
円周率や2の平方根など、既に取得したい値が決まっている場合にかんたんに導入することができるので便利である。

主なMathメソッド一覧

メソッド 説明
Math.abs(x) xの絶対値を返す
Math.ceil(x) 最も近い整数に切り上げられたxを返す
Math.cos(x) xの余弦を返す(xはラジアン)
Math.floor(x) 最も近い整数に切り捨てられたxを返す
Math.log(x) xの自然対数(基数E)を返す
Math.max(x, y, z, …, n) 最高値の数値を返す
Math.min(x, i, z, …, n) 最小値の数値を返す
Math.pow(x, y) xのy乗の値を返す
Math.random() 0から1の間の乱数を返す
Math.round(x) xを最も近い整数に丸める(四捨五入する)
Math.sign(x) xが負、null、または正(-1、0、1)の場合に返す
Math.sin(x) xのサインを返す(xはラジアン)
Math.sqrt(x) xの平方根を返す
Math.tan(x) 角度のタンジェントを返す
Math.trunc(x) 数値の整数部分(x)を返す
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